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毎月19日は食育の日です(令和5年1月)
19日は「食育の日」です!
食育とは「生きる上での基本であり、様々な経験を通じて『食』に関する知識と『食』を選択する力
を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること」とされています。
生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが重要です!
食育の「育(いく)」が『19』を連想されることから、加えて「食(しょく)」が
「しょ→初→1」、「く→9」が『19』を連想させることも、19日が「食育の日」と制定された理由と
されています。
ストレスに直結する自立神経系(交感神経・副交感神経)の働き
「心臓はドキドキ、顔は紅潮、手に汗握る。のどはカラカラ、胃がキュッ。」
大事な会議でプレゼンをする時など、このような状態を経験したことはありますか?
これは交感神経のなせる業です。
交感神経は私たちの身体を戦闘状態にするため、食欲を抑えます。プレゼンが終わった後はげっそり
と痩せたように感じるかも知れません。これが急性のストレスを抑え込んだ時の私たちの身体です。
しばらくすると、身体や心をリラックスさせる副交感神経の働きによってホッとし、お腹が空いてき
ます。このようなバランスにより、身体はストレスに適切に対応しています。
慢性的なストレスは太る?
では、職場の上司にいつも怒られてばかりで、ビクビクしながら仕事をしている場合はどうでしょう?
心身ともに次の上司の怒りに備えて、警戒態勢を取り続けます。脳からはストレスホルモンが放出
され、戦いに備えて脂肪を貯めこみます。これが慢性のストレスを抱え込んだ時の私たちの身体です。
実際に身体を動かして戦うわけではないため、有り余るエネルギーはお腹周りにつくことになります。
さらに、休憩時間や職場を離れた後に「甘い物を食べて」「お酒を飲んで」ストレス解消することが
あるかもしれません。手軽なストレス解消法ですが、度が過ぎてしまうと肥満につながります。
ストレスで「より食べてしまい、太る人」もいますが、「食べられなくなり、痩せる人」もいます。
イライラにはカルシウム?
カルシウムには脳神経の興奮を抑える働きがあるため、カルシウム不足=脳神経の興奮=イライラと
考えられがち。しかし、カルシウムを含んだ物を食べないからといって、即イライラ人間になること
はありません。
カルシウムは、不足時には骨に貯蔵されたカルシウムを使用したり、過剰時には尿中に排出したりと、
常に一定の供給量になる要管理されています。
ただし、常に不足した状態だと、骨からカルシウムを使うことになってしまいます。
そのような事態にならないよう、日頃からカルシウムを多く含んだ食べもの(牛乳・小魚・大豆製品)
やカルシウムの吸収をよくするビタミンD(魚介類・卵類・きのこ類など)、カルシウムを骨にする
ビタミンA(緑黄色野菜など)を含むものを食べるようにしましょう。
おススメレシピ あさりの牛乳スープ (H30年度 減ら脂ま塩う レシピ)
【4人分】
あさり 24個 牛乳 2カップ
小麦粉 大さじ2 固形スープの素 1個
バター 大さじ1・1/3 塩 少々
水 1カップ あさつき 2本
1.バターは室温に戻し柔らかくしておき、小麦粉とよく混ぜておきます。
2.あさりは砂を抜き、よく洗っておきます。
3.水に固形スープの素を入れ、沸騰したら牛乳、1を加え、混ぜながらあさりを加えひと煮立ち
させます。
4.器に盛り、小口切りにしたあさつきを散らして出来上がり。
おススメレシピ 豆腐ハンバーグ (H29年度 減ら脂ま塩う レシピ)
【4人分】
鶏ひき肉 200g 大葉 4枚
絹ごし豆腐 200g 大根おろし 1/2本
茹で大豆 195g 【ゆずポン酢】
卵 1個 しいたけ茶 100cc
塩 少々 醤油 100cc
こしょう 少々 ゆず果汁 1個分
サラダ油 少々 酢 30cc又はお好み
1.絹ごし豆腐は電子レンジをかけて水を切っておきます。
2.茹で大豆は、沸騰したお湯で少し煮てざるにあげておきます。
3.大葉は洗い、大根はおろしておきます。
4.ボールに鶏ひき肉と豆腐を入れ、塩・こしょうをして粘り気が出るまでよく混ぜ、大豆を入れよく
混ぜます。
5.フライパンに油を入れ、スプーン2個を使ってフライパンに落としてから火をつけます。
蓋をし、弱火にして蒸し焼きにして両面を焼きます。
6.焼きあがったら皿に盛り、大葉と大根おろし、ゆずポン酢をのせて出来上がり。
おススメレシピ レンジ蒸しきのこの梅和え (H22年度 減ら脂ま塩う レシピ)
【2人分】
しめじ 1/2株 酒 大さじ1/2
えのき茸 1/2株 醤 小さじ1弱
エリンギ 1本 梅干し 中1個
パセリ 少々
1.きのこはそれぞれ小房に分けたり、割いたり食べやすい大きさにします。
2.お皿にきのこをのせ、酒をふってふんわりとラップし、600Wの電子レンジで3~5分しんなり
させます。
3.梅干しは包丁で叩くように刻み、きのこの蒸し汁と醤油とともに混ぜます。
4.ボールにきのことパセリを混ぜ、3の調味液で和えて出来上がり。
寒いこの時期ぴったり、隙間時間にできる「両手振り体操 第2弾」のご紹介
この体操も「スワイショウ」とも呼ばれ、太極拳や気功の準備体操としても取り入られています。
骨の周囲の筋肉をほぐして、自立神経のバランスが整うと言われています。
1.足を軽く開いて立ち、腕を下ろします。
2.視線は水平に保ち、腕ごと状態を左右交互にひねります。
ウエストをひねることで腕が自然と振られるように、ひざ、股関節、
腕は脱力して行います。
3.でんでん太鼓のイメージで、背骨を軸にして腕を振ります。
骨盤とお尻はなるべく振らないようにしてください。
※回数は無理のない程度に、徐々に増やしてください。
なお、めまい、メニエールのある方は控えてください。