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避難情報が変わります

記事ID:0005152 更新日:2021年5月21日更新
平成30年7月豪雨では、各地で河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、人的被害は1府13県で死者・行方不明者数は200名を超え、極めて甚大な被害が広域で発生しました。当時、様々な防災情報が発信されていたものの、多様かつ難解であるため多くの住民が活用しづらい状況にあったことから、住民等が情報の意味を直感的に理解できるよう、平成31年3月より防災情報を5段階の警戒レベルにより提供しております。
 さらに、令和元年東日本台風(台風第19号)においては、警戒レベル4の中に避難勧告・避難指示が位置づけられ分かりにくい等の課題が顕在化したため、内閣府で検討が行われ、災害対策基本法が令和3年に改正(災害対策基本法等の一部を改正する法律(令和3年法律第30号):5月10日公布、5月20日施行)されることとなりました。
 改正により「避難勧告」・「避難指示(緊急)」が「避難指示」に一本化されるなどの情報の変更がありました。改正前後の警戒レベルについては以下のとおりとなります。

警戒レベル4は「避難指示」に一本化します

避難情報変更1
避難情報変更2

警戒レベル5「緊急安全確保」

・これまで用いていた「災害発生情報」から「緊急安全確保」に名称が変更されました。
・災害が発生・切迫し、避難場所等への避難がかえって危険であると考えられる場合に直ちに安全確保をしてください。

警戒レベル4「避難指示」

・これまで用いていた「避難指示(緊急)」「避難勧告」が、「避難指示」に一本化されました。(避難勧告は廃止となりますので、お間違えのないようお願いします。)
・これまでの避難勧告のタイミングで避難指示が発令されます。
・危険な場所に住んでいる方は、警戒レベル4が発令されたら、全員避難しましょう。

警戒レベル3「高齢者等避難」

・これまで用いていた「避難準備・高齢者等避難開始」から「高齢者等避難」に名称が変更されました。
・危険な場所に住んでいる高齢者等は、警戒レベル3が発令されたら、避難しましょう。また、高齢者等以外の人も避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難してください。

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