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秋の風物詩~ひょっとこさんに舞う獅子、花火まで~
東秩父村ではこの時期に各地ならではのお祭りがあり、さまざまな秋の景色がうかがえます。
坂本八幡大神社では神代里神楽(村指定無形民俗文化財)が奉納され、多くの人でにぎわいました。「お餅ちょうだいっ!」と子どもたちが大きな声で言うと、ひょっとこがお餅を投げるそぶりをしたり、さしのべる子ども手を取ったりと、ユニークな場面は見物客まで楽しませてくれました。
大内沢浅間神社・萩平八幡山神社・朝日根八幡神社では獅子舞(村指定無形民俗文化財)が奉納されました。獅子舞ってどこも同じ舞をするのでは?なんて思ってはいけません。それぞれの演舞には物語があり、訪れた地独特の舞を見ることができます。見逃した方は、ぜひ、来年を楽しみにしていてください。
また、浄蓮時のお会式とふるさと商工祭が行われ、たくさんの人が訪れました。東秩父村で一番多くの出店が並ぶ活気あふれるこのお祭りは、子どもからお年寄り、わしのちゃんまで楽しめる内容になっています。そして、夜には大輪の花火が咲き、見る人の心に残る風景でした。